洞察力と婚活〜誰と付き合ってるの〜
これは洞察力以前
洞察力とう言葉は基本的には上級者にこそ当てはまる言葉です。空気が読める読めないという次元では洞察力という言葉はニュアンスが少し違うかもしれません。しかし、婚活をしている人たちに取って洞察力を高めることは必須だと言えます。果てしなく続く、努力の成果は洞察力にかかっているからです。今回はそんなエピソードをご紹介します。
お父様同伴のデート
3年前に、知人(60代女性)の紹介で、40代前半の男性とお見合いをしました。
お会いした場所は、小料理屋の個室で、お相手の方は80代のお父様とご一緒にいらっしゃいました。
こちらは紹介してくれた知人と二人で臨んだのですが、お相手の方とはほとんどお話しをすることができませんでした。
お見合い中はほとんど先方のお父様が話し続け、こちらからお相手の方に何かお尋ねしても、お父様がお答えになるという状況でした。
ドラマ等のように、「後は二人で」というようなこともなく、結婚したいと思えるような要素は全く見い出せませんでした。
気乗りがしなかったので、お断りしようとしたのですが、「すぐに断るのではなく、何回か会ってみてほしい」と知人が言うので、その後何回か、彼と会いました。
こちらは一人で行ったのにもかかわらず、全てに彼のお父様が同伴し、お誘いの連絡もお父様、デート中にかかった費用の支払いもお父様でした。
デート中も彼自身はお父様伝いで話をするという状況も相変わらずで、まるでお父様と交際しているような気分でした。
お父様の期待がひしひしと感じられ、デート中の費用を私が自分で払うといっても受け取ってくれないので、断るときはとても苦しかったです。
一人で来てよ
口下手でも、一人でデートには来てほしかったです。
ゆっくりでもいいし、的外れな回答でもいいから、お父様に伝えて言ってもらうのではなく、きちんとこちらを見て話しをしてもらえたら良かったのにと思いました。