生徒の表情が読める先生・読めない先生
洞察力がある教師は慕われる
私は教師の仕事をしていますが、同じ教師でも洞察力のない教師は生徒からあまり慕われていません。
生徒のわからないという表情や、つまらないさそうな様子、そして助けてほしいという視線に全く気付けかないからです。
このような教師はいじめ問題が発覚したときに「何も知らなかった。みんな仲良くしていたのに。」などという。
洞察力がなく、生徒の様子に全く気付けていないのです。
生徒からの信頼がないのもうなずけます。
生徒の表情は秒単位に変わる
一方洞察力のある先生は、秒単位変わる生徒の表情に常に敏感なため、そのときの生徒の理解度や、気分に合わせた、ぴったりの授業をします。
おもしろく、よくわかる授業で生徒からとても慕われています。さらに生徒一人一人の目を配っているため、少しでもいつもと違い生徒には声をかけ、生徒同士の問題や家庭問題も大きくなる前に沈静化することができます。自分を気にかけてくれ、すぐに助け舟を出せるこのような先生は生徒からの信頼がとても厚いです。ただこのような教師は洞察力があるが故に、新人の頃は生徒の反応に傷つき、やめてしまおうとすることがあります。しかし、そこを乗り越えれば、本当によい教師になります。是非その洞察力を活かして、活躍してもらいたいものです。