声の調子でわかる性格分類
コミュニケーションというのは会話のうまさ、つまり言葉遣いのうまさなどだけに気を取られがちですが、実際は言葉遣い以上に態度や仕草などもコミュニケーションに大きな影響を及ぼしています。
人は見た目が8割なんてよく言われますが、会話において、相手の印象づける影響は言葉の内容の認識は3割程度、見た目の印象が6割を占めていることもわかっています。
ここで注意したいのは見た目が6割なら他をまったく気にしなくていいかというとそんなことはありません。おそらく、それぞれの要素が掛け算のように影響していて、1に満たない評価のものがあるとガタっと印象が落ちるでしょう。特に匂いが顕著で、臭い人が何を話していてもその匂いしか気にならないというのも経験したことがある方も多いでしょう。
声の大きさでわかる性格4選
今回はその中でも、まずは見極めやすい声の大きさにフォーカスしてお伝えしようと思います。
話しているときの声の大きさというのはその人の自信を表しています。絶対的な声の大きさというのもありますが、その人の普通の声の大きさとどれくらいの差があるかを見ることができれば、その人が普段の自信を発揮できているかどうかを聞き分けることが出来るでしょう。
声が大きい
一般的に声が大きくハキハキと話す人は自信があって、外交的で社交的な人といえます。その中でも少し怖がっているのを隠すために大きな声を出している人や支配欲を誇示しようとして大きな声を出している人もいます。
語尾が強い人
語尾を強く話す人は話を押し通そうとする傾向があります。語尾が尻すぼみの人は発言したものの少し自信がなくなったり、遠慮がちな人であるともいえます。
敬語を使って丁寧に話す人
少し丁寧に誰とでも敬語で話す人というのは、人と距離をしっかりとりたい人であることが多いです。その一方で、攻撃性を隠している可能性もあります。
声が小さくボソボソ話す人
声も小さくボソボソと話す人は自分に自信がなく、内向的な人である可能性が高いです。また、話したことによって自己満足するタイプであるともいえます。
表情も洞察
そして、声と合わせて洞察したいのがどんな表情で言葉を発しているかです。
よくあるのが、自然な笑顔と作り笑顔です。笑顔というのは口の周りは比較的コントロールしやすいものです。しかし、目元というのは自分でコントロールすることが難しいです。
洞察のポイントとしてはやはり目を見ることにあるといえます。自然と笑っているときの目と作り笑いのときの目だと動きがまるで違います。そして、余裕があれば、顔全体が左右対称になっているかどうかを見ると良いでしょう。自然な笑顔のときは左右対称の笑顔になっています。逆に、左右の顔が左右非対称のときは作り笑いであったり、単純な笑顔以外の意味を含んでいると考えて良いでしょう。
中でも顔の左側というのは感情を制御している右脳によって動かされているので、特に顔の左半分にその人の本音の顔が現れることが多いです。
バレない作り笑いのコツ
一方で、作り笑いをバレたくない人もいるかと思います。そんなときは相手の顔をよく洞察して、笑顔を作るタイミングと消すタイミングを相手のペースに合わせて調整するのがよいでしょう。自分で作ろう作ろうとするよりは、相手に合わせて表情を変えていれば大丈夫です。コミュニケーションは自分で作りきるものではなく、受けのコミュニケーションもあるということを覚えておきましょう。