洞察力を馬鹿にして人生を棒に振った人のお話
洞察力〜相手の脳内を読むチカラ〜を馬鹿にして、
相手をよく見なかったばかりに失敗した3人のエピソードをご紹介します。
焼きそばなんかに手を出すべきじゃなかった・・
高熱の彼女に彼氏は・・・
当時、彼氏と同棲をしていた時、滅多に風邪をひかない私が、39度の高熱をだしました。目を開いていても意識が朦朧としている状態。歩いてトイレに行くのでさえも壁をつたってやっとこたどり着くようなそんな危機的具合の悪さでした。
そんな最悪な状況の中でも、何かしらの水分や食料は摂取しないと、という知識が頭の片隅に浮かんだ私は彼氏に「なにかやわらかい食べ物と飲み物を買ってきて欲しい。」とメールしました。すると「えー、めんどくさい」というメールが返ってきましたが、それでも、彼氏はスポーツドリンクを買ってきてくれました。
そこまでは良かったのですが、食べ物はなにもかってきておらず、本人は、「買ってきたスポーツドリンクが私を救うんだ。」とご満悦のようで、何もつくってくれませんでした。キッチンですごい音を立てながら
キッチンから出てきた極太麺
次の日、さらに体調が悪化、立ち上がることさえもできず、料理なんてもってのほかな状態になりました。ここでついに彼氏がなにか作ってくれるということでキッチンに向かい、なにやらすごい音をたてながら料理をし始めました。
私の心の中では、「キッチンかなりよごあれてそうだけど、、、でもまあ普段ご飯なんてカップラーメンのお湯沸かす程度しかできないのに何か頑張って作ってくれてる、、、。」という感動を意識とびそうな中で、かみしめながら待っていました。そして、私の目の前に運び込まれたものは、具が全く入ってない極太麺のちょっと固めの焼きそばでした。
なんかもう、体調的なつらさもあってか、泣きました。固くてつらかったけど泣きながら最後まで食べました。男の人ってなんで、具合が悪い人への接し方がああもわからないんですかね。。。ただ、次の日、体調は全回復しました。
空気を読めなかった営業マン
インターネットの工事の人が
以前、テレビを買い替えた時に、インターネット回線も新しくしようと思い、工事の人に家に来て貰って作業をしてもらっていました。感じのいい男性で、世間話をしていたら「スポーツの試合とか観るの好きですか?」と聞かれました。私はスポーツはほとんど観ないですし、あまり興味がなかったのでその通りに答えたのですが、その男性は有料のTVインターネットチャンネルの加入を勧めたいようで、「今はキャンペーン中で安く加入できるんです。海外のスポーツの試合も沢山観れますよ」と、まだスポーツ観戦を押してきました。スポーツには興味がないと言ったのに、話を聞いてないのか、空気を読んでほしいと思いました。
営業マンとしては洞察力がなさすぎた・・
私は映画鑑賞が大好きなので、もしあの男性が、私がスポーツは興味がないと言った時に、じゃあ映画は?と違う切り口で営業をかけてきたら私は興味を持ったかもしれません。
でも、一つ覚えのように興味がないと言った内容をいつまでも一方的に話されたので、疲れてしまい、映画のことを聞く気にもならなくなってしまいました。空気の読めない営業マンだなと思った出来事でした。
これでいいのかひとめぼれ!
昨年お付き合いをしていた彼とのやり取りで感じたことです。たまたま私の職場に見学しに来た彼は、私にひとめぼれをしたと話し連絡先を交換し、毎日メールを送ってくれるようになりました。私は新しい土地に引っ越したばかりで、まだまだ生活や仕事に慣れるために、恋愛は後回しで頑張りたいと思っていましたが、彼の強いプッシュにより付き合う事になりました。
色々な場所に連れ出してくれたり、車の運転練習に付き合ってくれたり、頼もしく心強いと感じることが多かったです。しかし、私自身一度にたくさん新しい事と向き合ったため、心身ともに疲れてしまい、彼の前で泣きだしてしまう事がありました。その時彼は、さわりの部分だけ話を聞いて「考え方が甘い」や「そういう考え方だから、うまくいかないんだ」と、共感してくれるどころか否定することが多くみられました。
俺様はなぜ失敗したのか
そのうち、何気ない会話でも無視したり、話を突然変えるなど、コミュニケーションが成り立たず。
最終的には「きみは共感してほしいと思ってるだろうけど、俺はそんなことはしない。それが俺のやり方だから」と、一方的に言われてしまいました。あれだけプッシュが強かった彼ですが、付き合って数ヶ月で連絡もほとんどしてこなくなり、会う回数も減りました。もちろん、私自身の話の内容にも問題があったと思います。しかし、相手の話を受け容れない、歩み寄りができないというのは信頼関係を作れないですし、場合によっては共感してくれてもいいのではないかと思ったのです。あまりにも俺様な態度で、空気を読んで欲しいと強く思ったのです。